LiBボックス(屋内用)
リチウムイオン電池の保管・輸送に特化した耐火性収納箱です。
リチウムイオン電池は、その内部に含まれる電解液が消防法で「危険物(第四類 第二石油類(非水溶性))」に指定されており、発火のリスクがあります。
そのため指定数量である1,000リットル以上の場合は、危険物倉庫でしか保管できませんでした。
(200リットル以上、1,000リットル未満の少量危険物は、所轄の消防署へ届出が必要)
しかし、LiBボックスは消防法が定める耐火性収納箱(改正消防法 303号に準拠)のため、リチウムイオン電池をLiBボックスに収納することで、一定の条件下において指定数量の合算制限なく、一般倉庫で保管することが可能になります。
耐火性収納箱(KHKマーク取得済)
Aタイプ|セル・モジュール向け
外寸 LWH:127.0 × 127.0 × 148.0 ㎝ / 自重:113.0kg

Bタイプ|車載電池パック向け
外寸 LWH:171.0 × 226.0 × 65.0 ㎝ / 自重:180.0kg
Aタイプ|セル・モジュール向け
内寸 LWH:113.4 × 111.2 × 130.0 ㎝ / 断熱方式:ダンネージ(離間距離)

Bタイプ|車載電池パック向け
内寸 LWH:154.5 × 214.0 × 33.9 ㎝ / 断熱方式:ダンネージ(離間距離)
POINT1
耐火技術と頑丈な構造により、リチウムイオン電池を一般倉庫にて保管できます。
POINT2
安定した保管を実現し、限られたスペースの有効活用に貢献します。
POINT3
工具不要の組立式、容易に開閉可能な前面パネルなど、作業者の負担を減らし円滑な入出庫をサポートします。
POINT4
電源不要の自動初期消火|ベント(逆止弁)|温湿度検知・通知などの安全機能により、大切な資産を守ります。
動画①(組立動画)

動画②(分解動画)

自動初期消火機能
K/SMOKE PANEL
様々な場所に設置が可能で、300℃を超えると自動で成分がガス化して放出され燃焼サイクルを断ち切り、スピーディーで確実な消火を実現します。

温湿度|衝撃検知・通知機能
各種センサーとクラウド監視システム
位置情報、温湿度、落下時の衝撃、照度、気圧など検知可能なセンサーを搭載し、リモートでの容器内部状態の常時監視ができます。
クラウドサービスとのシームレスな連携による端末管理と制御機能を提供し、発送地から目的地までの状況を可視化し、商品の遅延や温度変化による事故、落下、置き忘れ、盗難などに対してリアルタイムでの対処を可能にします。


ベント(逆止弁)機能
異常時の燃焼ガス発生に伴う容器内の内圧上昇を抑えるガス排出機能と、外部の空気の流入を極力防ぐ機能を有する特殊な流路形状となっています。
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その他の内容については、別途、個別相談となります。
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